ヤフーニュースを見ていて、見たくないと感じる記事が多々あり、非表示にしたいと思いAdd-onを探してみたところ、Chrome用にはY!News Excluderというものがありました。
しかしながら、Firefoxにはそれらしいものが無かったため、一から作成することに...
アドオンが完成
アドオンをMozillaの審査に提出して合格し、無事に拡張機能ストアに掲載することができました。
作成したアドオン「Uninteresting News Blocker」は Mozillaの公式ストアからダウンロードすることができます。
アドオンを使っていただいた方から、アドオンをインストールする際にセキュリティに関する注意書きが出るので安全性が不安との声をいただいたため、ソースコードをGitHubに公開しました。
ソースコードはこちら:GitHub
ともかく、安全性に関しては少しは安心して使っていただけるのではないかと思います。
このアドオンの良いところ
手前味噌で申し訳ないですが、他のアドオンにはない、このアドオンのアピールポイントとしては、
- 画像のみブロックできる(画像は見たくないが、記事が存在することは知りたい場合に便利)
- 単語を追加した際に、過去に追加した単語を見なくて済む点
などがあるのではないかと思います。
Uninteresting News Blockerの使い方
基本的な機能としては、興味のない・見たくないニュースの記事全体を非表示もしくは画像のみ非表示にすることができます。
今のところYahoo! JAPANの記事のブロックのみですが、様々なメディアに対応させていく予定です。
メニューを開く
アドオンをインストール後、上にあるアドオンアイコンをクリックすると、アドオンの一覧が表示されます。
ここで、Uninteresting News Blocker
を選択することで、メニューを開くことができます。
今回は設定アイコンから、ツールバーにピン留め
を選択して、メニューにアクセスしやすくしておきます。
この状態で、このアドオンのアイコンを選択すると、簡単にメニューを開くことができます。
用語ブロック
用語ブロックでは、その用語がタイトルに含まれる記事を非表示にできます。
用語ブロック
を選択します。
テキストボックスに非表示にしたい用語を入力し、追加
を選択します。
画像のみ非表示
を選択すると、記事自体は削除されず画像のみが非表示になります。
前回追加した用語を削除
を選択することで、過去に追加した用語を見ずに、間違えて追加した用語を削除することができます。
すべての用語を表示
を選択して、過去に追加した用語の確認・削除や、設定変更ができます。
メディアブロック
メディアブロックでは、そのメディア(記事の発行元)の記事を非表示にできます。
メディアブロック
を選択しテキストボックスに非表示にしたいメディアを入力し、追加
を選択します。
画像のみ非表示
を選択すると、記事自体は削除されず画像のみが非表示になります。
前回追加した用語を削除
を選択することで、過去に追加したメディアの内容を見ずに、間違えて追加したメディアを削除することができます。
すべてのメディアを表示
を選択して、過去に追加したメディアの確認・削除や、設定変更ができます。
Add-on設定
v1.2.2でブロックリストのエクスポート・インポート機能を追加しました。
Add-on開発を支援
感想やバグ等があればお知らせください。
まとめ
用語・メディアブロックに値を設定した状態で、Yahoo! JAPANのページを開くと、記事または画像が非表示になっていると思います。
まだまだバグもあるとは思いますが、ぜひご活用いただけると幸いです。
話は変わりますが、ブラウザやサイトでこんな機能があったらいいなと思う機能があれば、下部のお問い合わせよりご連絡ください。 (私自身の技術も含め)技術的に可能そうであれば、作成してみるかもしれません。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
アドオンのリリースノート
v1.2.2
すべての用語およびメディアを表示を選択時にスクロールができないため、項目が一定数以上ある場合に編集ができなくなる問題を修正しました。
ブロックリストのインポート・エクスポート機能を追加しました。
設定のエクスポートをする際にフォルダを選択できない問題を修正するため、ダウンロード権限が追加されました。